コンディショニング・トレーニング 2つの国際資格

コンディショニング・トレーニング

トレー二ングの分野には、「医師」や「理学療法士」のような国家資格が存在しません。

すべて民間の団体による資格となり、団体により、特色があります。

小林倫子は、米国発祥の国際的なトレーナー資格を2つ、保持しています。

ヴァイオリニストで、これらの資格を保有しているのは、日本ではただ一人です。

NSCA(全米ストレングス&コンディショニング協会) CSCS

1978年設立という、この種の団体としては一番歴史のある米国NSCAの、CSCS(ストレングス&コンディショニング・スペシャリスト)という国際資格を取得。

NSCAは、「アスリートのパフォーマンスを最適化するための、身体の調整と強化」のための、より専門的な知識を網羅しているところが強みです。

そして、私はこの文言の「アスリート」を、「音楽家」に置き換えます。

NASM(米国スポーツ医学協会) PES

NASMの設立者は1987年に理学療法士マイケル・クラーク博士によって設立。

怪我の予防、スポーツパフォーマンスの向上からリハビリテーションまで、こちらも、幅広い知識を網羅した教育プログラムです。

PES(パフォーマンス・エンハンスメント・スペシャリスト)は、「動きやすく、痛めにくい身体」を作るための包括的・実践的な知識を有する資格です。

機能的な身体の動きを身につけ、強化し、「痛めにくい身体」で、演奏活動を長く続けられるように・・・という私の目的にも合致しています。

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