その64 「レンタルジム」を知っていますか? ヴァイオリニストの筋トレ
先日、YouTubeチャンネルに
という動画をアップしました。
それと連動して、こちらでも、レンタルジムのお話をしたいと思います。
レンタルジムって、なに?
普通、「ジム」というと、トレーニングのマシンがずらっと並んでいる広いスペース、ということになります。
そして、会費を払って会員になり、利用します。
会員にならなくても、ビジターとして利用できるジムも、あります。
そのような普通のジムに対して、「レンタルジム」というのは、1時間毎の料金設定があり、その時間だけ予約をして利用するジムです。
会員登録は無料で、予約した時間の分だけ、料金を払います。
会議やイベント等で、貸しスペースを借りるのと同じような感じです。そこに、ジムの機材が置いてあるのです。
個室型
レンタルジムには「個室型」と「シェア型」がありますが、今日は「個室型」についてお話します。
「個室型」は、ワンルームマンションの一室や、ビルの中の一室に、パワーラック等の大きな設備ひとつと、ダンベルなどの細々としたトレーニング用品が沢山、揃えてあります。
中の様子は、動画をご覧ください。 2分39秒辺りから、ジム内の様子が写っています。
どんな時に使う?
「レンタルジム」一番の需要は、フリーのパーソナルトレーナーさんが、そこにクライアントを呼んで、仕事場として利用することです。
または、友人同士の合トレにも利用できます。
しかし、私の場合の目的は、「撮影」でした。
Youtubeを撮るのが一番の目的ではなく(!)、自分のトレーニングを撮影して、フォームを客観的にチェックしてみること、そして、それをトレーナー氏に見せて意見を聞く、というのが、そもそもの目的でした。(それなら、ついでにYoutubeも撮っちゃおう、と思ったわけです)
もちろん、1人で集中してトレーニングをしたい場合にもよいですし、都心にあるので、ちょうど移動の合間に時間が出来た時に寄る、という利用方法もあります。
トレーニングの撮影
私は普段、近所のジムに通いつつ、別の所でパーソナルを受けて、トレーニング方法を教えてもらっています。
こちらの動画を撮ったのは2023年夏でしたが、当時通っていた「近所のジム」は、館内撮影禁止でした。
撮影禁止のジムは多いです。どうしても他の人が映り込んでしまいますので、それをSNS等にあげてしまったら、トラブルになりますものね。
なので、撮影をするにはどうしたら?と思って調べたら、「レンタルジム」に行き当たったのです。
調べてみると、個室のジムには、個人の所有して貸し出している物件と、レンタルジム会社が経営するもの、両方ありました。
個人所有のものは、様々なレンタルスペースが登録されているサイトを通して、見つけることが出来ます。(スペースマーケット、ジムカリ、等)
私が利用した「ピンクの部屋」(動画参照)は、都心に個室レンタルジムを複数所有する会社が運営しています。(BodyRGym)
メリットとデメリット
レンタルジムを使用するメリットは、個室の場合は特に、スペースを独り占めできること。
置いてある道具を自由に使って、思う存分、なんでも出来ます。
普通のジムだと、初心者の私としては、「これって、こういうやり方でいいのかな?間違ってたら恥ずかしいな」とか、
「Youtubeで見た、あのエクササイズをやってみたいけど、初めてやるから上手く出来ない。恥ずかしい」など、周りの目が気になるものです。
でも1人なら、上手く出来なくても誰も見ていません。(セキュリティ上、監視カメラはありますが)
「あ、このバンド、使ってみたかったんだ」というような物も、そこで試してみて、使いやすければ後から自分で購入すればよいですし、あらゆる道具を試してみるのも良いです。
そして、邪魔する人がいないので、1人で黙々とトレーニングが出来ます。
また、途中でスマホを触っても、文句を言われません。
・
デメリットは、というと・・・
誰もいないので、怪我をしてしまった時など、誰も助けてくれません。
錘を足に落として骨折!?しても、自分で対処しなければなりませんね(!)
また、周りにトレーニングをしている人がいる事で、自分も頑張ろう!と思える…という人には、不向きです。個室のレンタルジムは、とても孤独です(!)
そして、広いジムにあるような個々のトレーニングマシンはありません。あるのは、パワーラック・スミスマシン、ケーブル、そしてEZバー、ダンベル、ベンチ、バンド・チューブ類、バランスボール、などなど。
それでも、十分にトレーニングが出来ますし、初心者の私は、まだまだ使いきれないほどです。
私が行ったトレーニング
今までに、レンタルジムを複数回利用しましたが、そこで行ったトレーニングは、というと・・・
動画に映っている
・バーベルスクワット
・ラットプルダウン
この2つは、特にフォーム確認をしたかったものです。
加えて、
・ルーマニアンデッドリフト
・ダンベルを使った腕トレー二ング
・スミスマシンを使って、レッグプレス
など・・・でしょうか。
都心や駅近にあると便利
私の場合、仕事柄、都内をあちこち移動することが多いです。
移動中、時間調整をしなければならないこともよくあります。
そんな時、途中にレンタルジムがあるのを把握しておけば、いつもよりも少し時間に余裕を持ってスケージュールを組み、合間にレンタルジムに寄ってサクッと集中することも可能です。
移動中って、脚を休めないこともあるので(カフェで時間をつぶすのが苦手です)、レンタルジムに入って、運動やストレッチをしがてら、実は脚休めにもなったりします(矛盾してる?)。
運動をして、栄養と水分を補給して、また移動する・・・そうすると、後の仕事も頑張れます。
トレーニング環境
とはいえ、一回ごとに料金がかかるわけですから、
普段会費を払ってジムに行って、パーソナルも受けて、
さらにレンタルジム?それは必要ないんじゃない?と、思われるかもしれません。
実は、最近私は「近所のジム」を変更しまして、新しいジムでは撮影が可能です(周りの人に配慮しつつ)。なので、撮影目的のためにレンタルジムが必要、という状況は、なくなりました。
でも、違う理由で利用する可能性はあります。
それと、トレーニングというのは、毎日・毎週、ずっと同じ場所で行っていると、飽きるのです。
時々、違う環境へ行って、違う景色、違うマシンでトレーニングをしてみると、良い刺激になります。
必要に応じて、様々な用途で利用できる環境を見つけておくと、トレーニング・ライフがワクワクしたものに、なるはずです。
皆さんも是非、ピンク色のレンタルジム、体験してみてください♪ (くれぐれも、怪我のないようにお願いいたします)
こちらもご覧ください
エッセイ その62 「肩エクササイズの重要性」 ヴァイオリニストの筋トレ
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